炭酸ガスレーザー治療

ほくろ、濃いしみ、イボ、腫瘍の除去

51歳男性 目じりのシミです。 IPL 1回照射1ヵ月後です。

 炭酸ガスレーザーは、非常に正確な深さで組織の蒸散が出来る、熱による周辺組織への損傷が極めて少ない等の特徴があります。当院では、スキャナー付き炭酸ガスレーザーを導入しています。スキャナーとは、コンピューターが照射範囲、照射パワーを制御することで、レーザー1発の深さを0.05mmに正確に調節する機能です。そのため、過剰照射を防ぎ、確実な治療が出来ます。


当院では、IPL治療装置ノーリスを使用
しています。

顔の色むら、肌の質感改善のため、顔全体に光を当てる治療は、フェイシャルトリートメント
と言います。

しみの治療
物理的治療・・・レーザー治療、IPL治療
化学的治療・・・レチノイド療法、ハイドロキノン、ケミカルピーリング等

しみに対するIPL治療の位置づけ

※ダウンタイム
手術を行ってから回復するまでの期間。手術前の生活(化粧、洗顔、入浴)が取り戻されるための時間を言います。

IPL治療上の注意
治療後、一時的にしみが濃くなります。約1〜2週間で少しづつ薄くなっていきます。
再照射は1〜2ヶ月待ち、効果が固定してから行います。
照射後は日焼けを避けてください。またUVケアが必要となります。

 手っ取り早くしみを取るにはレーザー治療(Qスイッチ・ルビーレーザー)が良いと思います。欠点としては、ダウンタイムがある事、色素沈着の管理をする必要がある事、治療費が高額な事があげられます。レチノイド療法も良いのですが、やはりダウンタイムが長期に及ぶ欠点があります。

IPL治療はレーザー治療に比べ効き目がマイルドですので、4回〜6回の照射が必要になります。また、全く反応しない症例もあります。最大の利点は、ダウンタイムがない事で、他人に知られること無く、いつの間にかしみが薄くなっています。ハイドロキノン化粧品を併用することで、効果が更に期待できます。
いづれの方法も、治療後はサンスクリーンによる紫外線防御が必要です。