医療脱毛のご案内
毛の基本構造です。 脂腺があるのに注意 |
レーザー、IPL脱毛前には毛を剃ります。 | 光を当てると、黒い部分は高熱になります。 | 熱で毛嚢が蛋白変性を起こし破壊されます。 |
当院では、顔面(目の周囲、口の周り、あご)、ワキ、腕、腹部、足などの脱毛を行っています。レーザー脱毛(ダイオードレーザー)、IPL脱毛(光、フラッシュ脱毛とも言われています)、針脱毛(高周波を用います)の3種類を使い分けます。
使用機材は、針脱毛が高周波メス・サージトロン(エルマン社)、IPL、レーザー脱毛がユニバーサルIPLとライトシェアの複合機ルミナス1(U.S.Aルミナス社)です。
針脱毛 | 絶縁針を使用することで、皮膚へのダメージが少し少なくなります。 逆まつげやレーザー、IPL脱毛の効果がない白髪に使用します。 |
IPL脱毛 | レーザー脱毛より痛みがやや軽いようです。 毛穴の引き締め効果、肌のくすみを取る効果も少し期待できます。 出力を上げると、やけどをしやすいので、レーザより脱毛効率が悪くなります。 |
レーザー脱毛 | 脱毛効率がよく、毛根が深くても効果があります。 出力を上げても皮膚にやけどを起こしにくいので、産毛にも効果があります。 |
脱毛前の注意(レーザー、IPL脱毛)
強く日焼けしている肌には出来ません。肌が黒いとやけどの危険性がが強くなります。また、出力を落とさないといけないので、回数が多くなります。
脱毛前は皮膚内に毛が残った状態にする必要があります。毛抜きや脱毛テープでの処理は、約2ヶ月前より中止してください。
前日には、カミソリで脱毛部位を剃って来院してください。
脱毛後の注意
・脱毛後の皮膚は、軽いやけどを起こした状態です。
・毛根部に赤み、腫れ、かゆみが一時的に見られますが、通常2〜3日で改善します。
脱毛当日は、入浴で脱毛部位を暖めるのは止めて、シャワーにしてください。炎症を抑えるクリームを処方する場合がありますので、脱毛部位に用いてください。
・脱毛部位は日焼けをする、タオルで擦る、刺激のある化粧品を用いる、きついジーパンをはく等、強い刺激は与えないようにしてください。
それぞれに長所、短所がありますが、総合的に見て、レーザー脱毛がファーストチョイスだと思います。初回や毛深い人は、痛みをやや強く感じることがありまので、出力を落とすか、IPL脱毛に切り替えることもあります。
レーザー、IPL脱毛とは、熱により毛嚢を破壊し、発毛をなくす治療です。いずれも黒い色素(毛)に吸収され、皮膚(メラニン色素)には吸収されにくい波長の光を用います。